吉田山大茶会

先日は吉田山大茶会へお越しいただきありがとうございました
五ヶ瀬より遠く離れた京都で、こんなに多くの方々が宮崎茶房ブースにおいでいただき、胸を熱くしておりました。毎回茶房ブースには五ヶ瀬のスタッフの皆さんをはじめ東京や熊本よりお茶を熟知した茶師の方々がブースを強力にサポートされています。2年前より商品開発を応援させていただきました茶菓子たちもしっかりとお客様のもとへ旅立ち、うれしいばかりです。
お茶の下にひいてあるのは茶布。茶葉を保管する工程で自然とお茶の色にそめられたものです。やっぱりお茶にはお茶色があいますね。

熊本を中心に全国でご活躍のchanowaさん。宮﨑茶房の茶葉を用いたお茶会は雅な空気がただよっていました。毎年あっという間に満席です。

お茶でつながる輪の広まりを願いつつ、私にできる形で宮崎茶房の持つ魅力を必要としている方々に届けられますように努めたいと思いました。

《補足》
吉田山大茶会の始まる前に下鴨神社へ朝の散歩
学生時代より10年以上過ごした京都を離れるとき最後に訪れたのはここでした。引っ越しの荷物をトラックに積み込み、手伝いに来てくれた父と母と3人でみたらしだんごを食べながら、「もうここも遠い場所になるのか」とぽつりと父が話した言葉を思い出し、やっと再訪できたことを嬉しく思いました。
前は軽々と飛んでいた賀茂川の飛び石も、息切れしながらひと飛びし、向こう岸まで到着。幸せの感じ方も年齢とともに変わるものですね。以前は気づけなかった小さな喜びに気づけるようになったのは、お茶に関わる素敵な皆さまと出会えたことが大きいです。