farm to table kaohsiung workshop
台湾高雄市にあるhokhouseにて12/1-12/2開催いたしました。
ワークショップでは地域の食材を知り、季節を愉しむことを目的にしています。毎回私はテーマ食材に添った内容を考案し、ご提案しています。今回は台湾の冬の林檎と山紅茶、日本からはほうじ茶の冬の愉しみをご紹介しました。
鶴宮寓 HOK HOUSEhttps://hokhouse.com/jp/
welcome tea は日本から持参した宮﨑茶房「花香ほうじ茶」
一度収穫した茶葉の茎の切り口から、花のような香りがすることがあります。そのタイミングで収穫したお茶の茎を選び抜いて作った特別な焙じ茶です。花香が引き立つよう焙煎は浅めに仕上げられています。
山で汲んだ水を用いてお茶を淹れましたが、みなさんの頬を緩める様子を目にし、こちらも同じ気持ちになりました。
miyazakisabou 宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字桑野内
お茶の後は、林檎の調理法を映像でご紹介した後、台湾の林檎でアップルケーキ作り。
林檎のソテーをのせて焼くパウンドケーキは寒い季節になると熱々の飲み物と一緒に食べたくなります。甘酸っぱくやわらかなりんごがパウンドケーキとなじんでゆく、二日目ぐらいが好みです。りんごをバターと粗糖で炒める良い香りに浸れるのも作り手の特権。お味見しながら皆様と一緒にほうじ茶で小休憩。
次にほうじ茶についての紹介
ほうじ茶の分類や作り方を簡単に映像でご紹介したのち、ほうじチャイ作り。
茶葉は宮崎県の五ヶ瀬町、標高700メートルの山の上にある茶園、宮﨑茶房の有機ほうじ茶を用いていました。
香ばしい茶の香りが移ったチャイはとても好評でした。
最後はアップルケーキを用いたデザートプレートを試食しながら、台湾の山紅茶のひととき。
ほうじ茶のプディングにはパパイアをのせました。
※山紅茶については詳しく別ページに記載しています。
2016年夏の開催時よりいつも参加くださっている生徒さまと4年ぶりの再会。他にもお久しぶりの方々が沢山足を運んでくださり、お時間つくって下ったことに心より感謝いたします。
こちらはワークショップ終了後にスタッフ向けの小さなお茶会
若いスタッフたちは日本のお茶文化や時間に興味津々。お一人ずつお抹茶をたてたり、茶碗で茶筅をふる姿は嬉々としており、お茶の愉しみを共有できたことを嬉しく思います。