野菜果実Labではお茶の時間を担当させていただきました。
この会の流れは、年代物の木材が保管された倉庫を社長の説明を受けながら見学されたのちに、展示室(様々に木材の美しさを設えた日本家屋)の広間で軽食とお茶でいっぷくいただきます。庭の四季を感じながら、お散歩できます。
お菓子は県内それぞれの食材を用いて月餅やお正月に向けたものをご紹介しました。お茶は宮﨑茶房の3種のお茶、お手製のおむすびとちらし寿司には釜炒り茶、甘いお菓子には花香ほうじ茶のチャイ、しめは三年番茶。寒い日に美味しく感じる冬のお茶をあれこれと考えました。
朝から炭をおこして湯を沸かし、おもてなしに心を入れられているひなもり銘木の取り組みをひしひしと感じながら、私もはりきって準備いたしました。
小さな木が大木になるまでに要する時間や材となっても呼吸しながら、生きていくことを知るとただぼんやりと心地よく感じていた木の見方が随分と変わって気がします。作っている方の話を聞くのは面白い。香りや模様の異なるそれぞれの木のトレーに月餅を盛り付け、お菓子も誇らしげでした。今日の記念に前回より追加で手に入れたので、さまざまに試みたいと思います。
お菓子は二十四節季「大雪」の時期の食材を用いて作りました。
節気は長年蓄積された生活習慣が反映された統計でもあるので自然科学のひとつであると信じています。人も自然の一部と考えたときに、季節のものをいただくのは、生活に必要な季節感を補い、健康につながる道ではないかと。毎回、食べてくださる方々に向け、メニューを考えたり、お菓子やドライフルーツを心弾ませながら作っています。
菓
釜炒り茶月餅くり餡
かぼちゃ浮島
蜜柑干果
蜜柑干果
茶
釜炒り茶(軽食)
花香ほうじ茶ミルクティ
三年番茶
三年番茶
ひなもり銘木
12月13日
ひなもり銘木『木とつながる暮らし方』Vol2
お運びいただきありがとうございました。