台湾月餅

大陸から島へ伝わったお菓子
ムーンケーキと呼ばれ、ちょうど中秋節の満月を愛でる日によく食べられます。(中秋節限定の月餅にはスパイスゆで卵が入るのですが、これはまた次回)
日本で知られている型押しの月餅以外にもさまざまな種類があります。
数多くある粉類や種子、ドライフルーツや芋類を使うこの台湾のお菓子は、日本の基準から比べると甘さがほんのりというより、ぼんやりに近いくらいですが、初めの出会いはそこが気に入りました。ひとことでいうと優しい味。甘さは控えめですが、その分、粉の香りや芋の甘みをより感じ、台湾茶もぐいぐいと飲んでしまいます。

来月はそんな台湾の優しい月餅を串間甘藷で再現したいと思います。何層も折り重ねた皮を包丁で半分に切り、バームクーヘンのような層の皮をのばして餡を包みます。
来月LABではお茶菓子にお出ししますので、どうぞ台湾の茶芸館にいる気分でごゆっくりお過ごしください。

日程はCLASSページに掲載しています。台湾野菜料理プレート、台湾菓子盆をご準備して楽しみにお待ちしております。