三杯鶏

台湾家庭料理

【料理リレー】でご紹介した甜豆花はこってり料理の後のデザートにぴったり。三杯鶏のあとによく合わせます。

三杯鶏は台湾の家庭料理のひとつですが、黒ゴマ油、醤油、酒を同量用いて土鍋で作る甘辛鶏料理、仕上げにバジルをいれるのがお決まりです。台湾ではバジルはたっぷり手に入るのですが、日本では時期によってはなかなか手に入らないので、ピーマンを使っても、ほろ苦さがちょうど相性よく、ごはんが進みます。ちょうどピーマンの季節がはじまりましたね。

しめは食べ終わった後の土鍋で作る雑炊。鶏のうまみがたっぷりのこってり味がくせになりますよ。(雑炊は台湾料理ではありません)

 

ピーマンの三杯鶏
材料
鶏手羽元8本(約500g)
ピーマン小5コ
にんにく10コ
生姜薄切り10枚

調味料
ごま油大さじ3
醤油大さじ3
酒大さじ3
砂糖小さじ2

作り方
①ピーマンは半分に切り、へたと種を手で除く。ニンニクは薄皮をむく。
②土鍋にごま油と生姜、にんにくを入れ火にかける。
③生姜の良い香りが立ってきたら鶏手羽元をいれて白っぽくなるまで炒める。
④ピーマンと酒と醤油、砂糖を加えてふたをし、中火で10分ほど炒め煮する。途中焦げないように箸で転がす。
⑤蓋を取り、たれにとろみがつくまで煮込んだら完成。
※バジルを入れる際はこのタイミングでわさっとひとつかみ枝つきで投入し熱を通します。

~雑炊~
食べ終わった鍋に水100㎖とごはんを茶碗1杯分を入れ、火にかけます。軽く煮立ったら溶き卵一個をいれてふたをして蒸らします。青葱を散らしても。

 

 

そしてデザートは甜豆花