宮崎の中でも南に位置する日南の小高い山の中
ほそい山道を車で上ること10分の場所に広がるミカン園。
葉は生い茂り、みかんは鈴なり。
みかんは糖酸バランスを貯蔵期間で コントロールし出荷されますが
全国でも一番のスタートを切る宮崎のみかんは 樹でほぼ完熟してから収穫し、
すぐに市場に出回るため 生果の瑞々しさをそなえて食卓に届きます。
できれば地元のひとに食べてほしい。
自然のなかで果樹に寄り添いながら みかんを栽培されている 田中さんご一家。
写真は3代目。
園場でもぎたてをいただき ほっぺが痛くなる感覚を 久々に体感しました。
みかんはその機能性の高さでも研究が進められている果実
古くから中国では陳皮として皮も重宝されてきました。
機能性成分として血管を強くするといわれている ヘスぺリジンは白皮や皮に多く含まれています。
寿柑橘園のみかんは外・内皮も薄いので3房ぐらいをぱくりとまとめてたべると口中にあふれる香り。
自然の力やうま味はみかんが本来の育ち方をする中で引き出され 栄養素だけでは測れないもの。
寿柑橘園初代は90歳にてご健在も納得です。
ことぶきみかん この冬の風邪対策にどうぞ。