年糕柴焼

新年快楽

大寒イベントで訪れた台湾はちょうどお正月前。イベント開催地の高雄から車で約1時間の美濃地区では年糕餅つくりが行われていました。日本の餅つきのように、この時期限定でよく見かける風景です。年糕餅は台湾の正月に欠かせないたべもの。昔は各家庭で手作りしていたそうですが、このごろは地域のベテランのおばあちゃんに頼んだり、専門のお店や市場で手に入れるそう。写真は餅米と黒砂糖を約1日練り混ぜているところです。
完成した餅は各家庭で冷蔵庫に大晦日まで保管し、まずはそのまま薄切り、次は少し油で焼いて、最後は天ぷら。それぞれ家庭によって流れがあるらしく、誰に聞いてもおいしい食べ方を教えてくれますが、共通するのは「お母さんが作ってくれるの」とういうひとことつき。
日本にいるとお雑煮や焼きもちなどの食べ方に慣れているので、甘い餅を天ぷらという説明にまったく脳が追いつきませんでしたが、持ち帰った年糕餅でお味を確かめてみます。

この時期のあいさつは新年快楽。お正月空けてなくても年末年始は使っていいそうです。帰りのあいさつ(バイバイ)代わりに使用されていました。

★後日
卵と小麦粉をつけてフリット風に仕上げると外はふわふわ中はモチモチで美味でした。