節氣食旅 一 服 い っ ぷ く 特別企劃
Farm to table cooking workshop 小暑
夏日柑橘:檸檬、香檬、桔子 summer citrus
ポン酢 Ponzu
2018.7.14&15
台湾高雄での節季食旅今回は夏の柑橘でポン酢作りのワークショップを開催しました。遅くなりましたがこちらでレポートします。
先ずはそれぞれの果汁の香りや歴史、生産現場について去去高雄NATOが説明します
こちらウェルカムドリンクの桔子シロップのドリンク 小さなミカンですが香りがギュッと濃縮されており、日本ではシークワサーと呼ばれています
昔はこの柑橘の生産が多かったそうですが、日本人が多く移住した時代に台湾レモン(ライム)への変更が進められ、今では生産量が逆転しています。
ポン酢ワークショップといっても、まずはポン酢とは何ぞや。についてスライドで食文化や日本でのアレンジ法、台湾の野菜との相性などをお話します。
皆さん、しっかりメモメモ
いよいよポン酢の仕込み。部屋には柑橘の香りで満たされます。
ポン酢×台湾野菜×台湾料理アレンジ
素揚げしポン酢で煮詰めた蓮根と鶏肉を春捲に。
ポン酢を作った後の鰹節はおかかふりかけにアレンジ
ゴーヤーのポン酢ジュレ
ワークショップが終わったら夏日一服のじかん
台湾の食材で作ったフルーツみつまめと水無月をお出ししました
お茶は五ヶ瀬町 宮崎茶房の花香ほうじ茶
みなさんの頬を緩める様子に幸せをいただきました
この取り組みに参加させてもらい、一人では到底できないことができているのは周りの友人たちとご縁を繋いでくれた台湾塾のおかげです。
楽しい食体験をするとその野菜を使ってみたくなる。野菜の辿ってきた路を知ると有り難さが深まる。頭で分かっていても、経験してこそ理解できることもある。蒸したり、焼いたり、かじってみたり。新しい発見ができた自分をちょっとほめてみたり。積み重ねることで野菜が自己肯定感を貴めてくれるときもあります。イベントを通じてそんなあれこれも楽しんでもらえたらいいなと思っています。いつもこんな翻訳しにくい私の想いを的確に、いえそれ以上に訳してくれる友人に感謝しています。