節氣食旅冬至

12月1日2日は台湾高雄で節氣食旅冬至のイベントでした。 高雄の大根をテーマに現地で手に入る旬の食材でつくる日本の季節の家庭料理おでんやお菓子いのこもちをつくりました 今回も皆さまのおかげでたのしい時間となりました お運びいただきありがとうございました 年々、私たちのペースでゆっくり成長できていることをありがたく、うれしく思います
イベントの様子はchillchillkaohsiungproject FBページでもご覧になれます。

当日の様子を振り返ってみます
先ずは去去高雄主催のNATO TRISTAが当日使用する野菜の話や生産者の取り組みを紹介します イベントの材料はすべて台湾の食材でつくり、参加者はその土地の風土や味を体験します。今回は大根をテーマに日本と台湾に共通する料理であるおでんをつくりました。大根をじっくりと味を含ませる切り方や隠し包丁、お出汁の取り方などをデモンストレーションを交えて紹介します。

おでんにはがんもどき 煮込んでも美味しいけれど、揚げたては格別です 節氣食旅ではおとうふ、枝豆、人参、water chestnuts,台湾バジル、椎茸の高雄風がんもどき をつくりました
(關東煮裡面吸滿湯汁的飛龍頭雖然也很好吃,但是剛炸好的更是美味非常。豆腐、毛豆、紅蘿蔔、菱角、九層塔、香菇,充滿高雄風味的飛龍頭)

そして、おでんには茶飯 日本ではほうじ茶、台湾では黒豆茶で再現 しました香ばしいごはんによく煮込んだ大根があいます

(關東煮配茶飯
在日本用焙茶,在台灣用黑豆茶來重現豐富香氣
這樣的茶飯配上燉煮入味的白蘿蔔,非常搭。)

そしてワークショップの後は冬日一服

今回は旧暦の10月1日に作られる「いのこもち」を高雄の黒胡麻や小豆を用いて作りました。来年の干支にちなんで紹介したのですが、日本以外の干支を用いる国々では来年は豚年だそうです。いのししではなくて。そんな話をしながら、お茶は五ヶ瀬より持参した宮﨑茶房の3年番茶を淹れました。みなさんのほっとした笑顔に幸せをいただきました。
もう一つのお菓子は人参と生姜の焼き菓子です 卵と乳製品を使わないこのケーキは素材の味がしっかりと伝わり、後味もさっぱりとしています。