日向夏在来種

2016.03.17

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樹齢46年の原種日向夏
太田原果樹園

樹の太さは110センチ以上
長い時間を積み重ねて成長しています
先日果樹園を訪問しました

太田原果樹園では、在来種日向夏を、
水はけの良い傾斜地栽培により さらに粘土質土壌に43年も根をはり続けることにより、
しっかりと味の濃い、 深みのある果実を生産することができています。
(太田原果樹園HPより抜粋)

近くの小川にはそんな粘土質の土壌がわかる光景が
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野菜の旬は植生
(その野菜が生まれた原産地の気候に一番適合する日本の季節)
によりほぼ決められます
人でいうと青年期で一番若々しくチカラみなぎる時期

原種日向夏はまさに宮崎生まれ、宮崎育ちの柑橘
風土や水、光と共に環境に適合しながらじっくりと成長してきたので
同じ気候のもとに暮らしている人の体にも力を与えてくれます
女性の美しさとは健康で生命力のみなぎる姿からにじみでるもの
春は宮崎のパワーフード原種日向夏で整えたいと思います

白皮(アルベド)は食物繊維のかたまり
日向夏は 雑味が少ないのが特徴
腸の老廃物をくっつけて排出してくれます

日向夏は発見から200年を迎えようとしています
江戸時代、御庭番が4月ごろに藩主の庭の剪定をしていたところ
季節外れの柑橘をみつけたのが始まり
春は露地で実る原種日向夏のおいしい季節です

太田原果樹園
宮崎県