お茶摘み遠足

 

宮崎県五ヶ瀬町 宮﨑茶房
chanowa rucettes お茶摘み遠足に参加させていただきました
夏休み最後の週末。ちょうど山の上は風も心地よくそよいでいました
一枚一枚自分で摘んだ茶葉を釜炒りし、手もみする工程を繰り返すとだんだんと1枚の葉が1本の茶に変化し、量は驚くほど少なくなりました。もしこれを地上で説明で聞くだけだとへーそうなんだと聞き流してしまうところですが、自らの手で行うとせっかく摘んだ葉を1枚残らずお茶にしたいという思いと、このお茶をどこも無駄にせず存分に味わいたいと、お茶愛が湧き出ます
遠足の様子はこちら
茶摘み→釜炒り→茶もみ→釜炒り→茶もみ→釜炒り
だんだんと1枚の葉が1本の茶へと変化する工程 茶を炒る香り 手についた良い香り
茶工場のを見学した後、お茶ができるまでの工程を鑑賞

茶摘みの後淹れてくださった特選釜炒り茶はからだにしみ込むようでした
暑い作業の後の一杯は冷たいお茶と思いがちですが、この温かい一杯がじんわり潤してくれました

ランチは南阿蘇でお菓子とお料理の教室をされているrucette のりこさんのパエリアとかぼすのケーキでした お茶はchanowaさんがそれぞれに合わせて淹れてくださいます
青空のもと、工場の隣に作られた真っ白な布の張られたテーブルに、惜しみなくご準備いただいた茶器やグラス、お皿に目を奪われながら、宮崎茶房のお茶とパエリアを頬張りました。周りの方々も言葉を失って時間を過ごされていたように思います。

お料理やシチュエーションにそれぞれ合うお茶があり、お茶を手にした人にはお客人にむけそれを選ぶ楽しみ、味わう喜びがあります。pay forward人にやさしくされたら、その受けた親切を他の人に伝える。親切な社会の循環・・のような言葉をまえに聞いたことがあるのですが、お茶で素敵なもてなしを受けると、それをだれかに伝えたくなることも似ているなと思いました。
かぼすのケーキと紅茶(こうしゅん)

九州発祥の地とよばれている祇園神社で汲まれたお水
九州は食材も豊かだけれど水と空気のおいしさにも目覚めます
最後に自分たちで作ったお茶を飲ませていただきました
青々しさを感じながら、心清まるひと時でした
楽しい夏休みをありがとうございました

 

chanowa

rucettes

宮﨑茶房

宮﨑茶房の『飲んだら元気になるようなお茶づくり』に基づく取り組みに共感しています。野菜果実Labでは宮崎茶房の新たな可能性を探り、よりお客様に喜んでいただける愉しみ方、茶房の理念を映す商品開発について食の面からお手伝いさせていただいています。微力ではございますが、ちりも積もれば山となる気持ちで積み重ねていけますように。これからもお役に立てますよう精進したいと存じます。