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こちら土マンゴーの木 樹齢50年
在来種のマンゴーで主に街路樹としてよく見かけ
どんな所でも強く根を張りそうな生命力の強さを感じますが、
最近は減少し主には栽培用に生産されるようになりました。
果実はたまごサイズで鈴なりに実ることから量も多く
果皮が緑、ほんのり黄色く色づいたら食べごろ。
マンゴーシーズンのはじめに実をつけ、この色づく手前の果実をピクルスに使用します。
ピクルスにするための摘果時期など
宮崎のマンゴーを作る際の摘果マンゴー※と重なる部分もあり
これを生かせたらと願います。
台湾ではピクルスとしての印象が強い品種ですが
完熟のマンゴーもシーズンになると出回ります。
幼果は強い酸味があり、ピクルスにすると甘酸っぱいことから
台湾では情人果 lover’s fruitsと呼ばれています
初恋の味
恋は甘すぎてはいけないのよ、酸味が大切
と隣で話す友人の言葉にも納得です。
今年は天候不順でいつもなら手に入る土マンゴーが市場で手に入らなかったため
急遽去去高雄メンバーと一緒に収穫作業、写真に写っている長い棒はマンゴー用の網です
あれこれチャレンジしていると、樹の持ち主がひとこと
うちで作ってるの食べたらどう?
そう、こちらがマンゴーピクルスです。
台湾の結婚式のデザートや夏の暑い日に冷凍してかき氷のように食べたりする懐かしい味
今回は達人に教わるためその後、収穫したマンゴーを持参し車で1時間の美濃地域に向かいました
※摘果(てっか)とは
果樹園芸で結実が多すぎたり、果実を大きくするために幼果を間引きすること