farm to table 清明

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3月26日27日
台湾高雄にて開催しました
現地の農産物を使用して、日本の食文化や宮崎の野菜果実を紹介するイベントも
おかげさまで4回目を迎えました。

夏から始まり秋冬春と通じての発見は
同じ食材の多いこと、扱い方の違うこと
どちらもの食べ方を知ることで食の世界が広がります

いつものイベントの流れをご紹介
基本はデモンストレーション
たまに共同作業

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まずは季節のウェルカムスムージー
この時期収穫される野菜果実の組み合わせ
今回は白グァバとトマト、生姜、ドライパイナップル
ドライパイナップルは芯ごと輪切りにしたパインを乾燥させていますが
芯のなんと甘いこと。
グァバが青々しい風味でしたので、甘味料代わりに使用しました

イベント時の中国語同時通訳を行ってくれるマギーさんは
台湾美濃地区の農産物を生かした加工品や工芸品を扱う店舗の経営者
野上野下

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次に梅酒づくりワークショップ
宮崎からは柳田酒造様にご協力いただき
駒を使って高雄の梅酒を作りました。
5代目の長い歴史にみなさん興味津々でした
日本では酒造メーカーは代々受け継がれる印象がありますが
それはとても貴重であることを改めて気付かされました

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参加者の皆様は各自お酒を持参
世界各地の酒で梅酒がつくられました。
さてどんな仕上がりになるのでしょうか。
夏のイベントで経過を観察する予定です。
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今回は清明の暦のもと花見料理をご紹介しました。
ちらしずしは台湾のからすみもちりばめて
各自盛り付けにエキサイティング

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桜餅は2種類
日本風と高雄風
高雄の花の塩漬けはブーゲンビリア
みなさんと桜餅作り

仕上げは若竹煮
日本では筍は春の少しの期間のみですが
台湾では年中手に入るそうで
若布との季節の出会いもの感は少ないという
ご意見でした

最後はみんなでいただきます。
試食用の日向夏果実煮は大好評で
原種日向夏について台湾の皆さんに興味深く聞いていただけました。
宮崎での発表会が楽しみです。
食べ物はおいしいがあってこそ
その内容に意識が向かいます。
果実煮を通して日向夏に親しみを持ち
ともに楽しんでいただければ幸いです。

イベントの詳細はこちらをご覧ください
chill chill kaohsiung project