台湾の南投県水道保土局(台湾の農業を担当する省)より招待を受けて台湾塾の皆さんと現地視察と論壇に参加しました。一日目は高山茶農業者の方の民宿で宿泊し、二日目は原住民セディック族の保護活動の見学(戦時中の日本が彼らに対して行ったこと。事件は映画にもなっています。知らなかったからでは済まない事実を知り、歴史に関する無知は相手に対して極めて失礼にあたると痛感しました。セデックバレ)、その後は台湾の料理家さんと現地の食材を使用して料理ショーが開催されました。私はスムージーとおむすびを作りました。短い時間でメニューをあれこれ考えましたが、そんな時こそ隠しようのない普段の自分が露出してしまいますね。。
おむすびは日本のソウルフードであり、材料はシンプルに梅干し、新米、塩。食する相手を想いながら握る作業。台湾の皆さんにはきっと理解してもらえるだろうなと思ったのでシンプルながらもこのメニューにしました。そして、ジュースは秋のこの時期にも日本で好評の梨と生姜と青梗菜。実は小松菜が手に入らなかったので急遽青梗菜に変更しましたが、台湾の青梗菜は苦みも少なかったのでちょうどよいアクセントとなりました。ジュースの種類は山のようにある台湾ですが、野菜と果物のジュースというのは珍しいようで楽しんでいただけました。
開催場所は南投県にあるブックカフェとホテルを備えた藍城書坊、広々とした緑の広がる庭でイベントは開催されました。開催の様子は各メディアでも放送いただいたのでよろしければご覧ください。
自由時報
http://news.ltn.com.tw/news/life/breakingnews/1865684…
中時電子報
http://www.chinatimes.com/realtimenews/20161024004786-260405
聯合新聞網
http://udn.com/news/story/9/2044762
イベント後はお庭でビュッフェ
あれこれ台湾料理が並びます
見た目はをををですが、この真っ赤なドラゴンフルーツのクラッシュジュースがなんともおいしくて驚きました。
甘味料を加えずに作る自然の甘さを引き出すジュースは身体にすんなり入っっていくのがわかります。
→明日へ続く