おせち

今月の教室にご参加いただいたみなさまありがとうございました。りんごとへべすの果実酢は皮と芯からでる香りも生かして作ります。みなさんと一緒に作りながら、ふと林檎をカットするときに皮をむいてしまった方がいらっしゃいました。毎日子供たちにむいてるからとうっかりと笑って話す姿が素敵でした。誰かを思って何かをするというのは、自分のためによりも力のわくことかもしれません。お母さんのだすぬくもりを感じました。

さて12月はいよいよ1年で最後の月。クリスマスとお正月準備です。教室では野菜果実で冷え対策の方法とレシピ付きのおせちをご試食いただきます。振り返るとここ10年毎年おせちを作ってきたのですが、定番のものというのがうまれました。おいしくて作る楽しみがないと続かない性分ですので、きっと長く続いているものはそういう料理です。
かずのこは塩の抜き具合を加減し、黒豆はいかにふくらませるかに専念し、ぶりは早めに調達し冷凍し、くわいの大きいのを探して店めぐりする。若草ごまめや抹茶と黒豆のパウンドケーキは送り先や家族に好評で続けているお菓子。毎年のお決まりです。今回は宮崎の野菜果実でご紹介します。

詳しくはCLASSページよりご覧ください。(詳細は12月上旬に発表します。宜しければ日程をご確認ください。12月16日21日22日)

写真は我が家のおせちの変遷です。見比べたことがなかったのですが、それぞれ見ると思い出すことがあります。2010年ごろのお正月明けに帰省した時に京都で出会った鶴の重箱は以降大活躍しております。店先で本当は欲しいけれど贅沢品ではないかなどと、あれこれ考えたのを覚えています。決め手はきっと今後鶴が幸せを運んでくれるだろうと念じたことでした。ほぼいいわけです。

2016年は台湾でのイベント後でしたので数の子の代わりにお土産のからすみを使いました。

20162015年 金柑の甘煮を白餡で包んだ大福 その年の金沢旅行で感激した杏餅から浮かびました。

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2014年 兄が山梨県に転勤していたので富士山の焼き印をクワイに。なんとなく。人参はちどりの抜型で山芋を挟んで、椎茸は亀甲型に。細かい作業はむいてないなと気付いた正月でした。

 

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2013年~2011年 あれこれ記憶があいまいです。

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